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1月の小売り統計、総売上高28.2%増
特区政府統計処は3日、1月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比28.2%増の376億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同23.6%増。すでに発表済みの2010年12月の小売業総売上高は同18.6%増の349億ドル、小売業総販売量は同16.0%増に修正した。販売量が最も増加したのは耐久消費財の同85.9%増。次いで靴類と衣料関連品の同46.1%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同33.3%増、電器・撮影器材の同28.5%増などとなっている。政府スポークスマンは「今年は旧正月が2月だったため1月後半の消費を押し上げた。ここ数カ月の販売量の増加は主に市民の消費意欲の持続と観光客による消費が旺盛であることを反映している。雇用・収入の見通しも改善され、観光業も好調であることから、引き続き小売業に有利とみられる」と述べた。