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常設の「六四記念館」、26日に開幕
香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)が長年にわたり設立準備を進めていた常設型の「六四記念館」が4月26日午後2時にオープンする。同施設は1989年の天安門事件による犠牲者を追悼し、事件の様子を今に伝える。従来は事件が発生した6月4日前後に臨時で開館されてきた。展示では常設展示のほかに半年ごと(4月と10月)に入れ替えるテーマ展示を設ける。初のテーマ展示は「25年を経て語る六四――変化と不変」と題し、中国政府、民主活動家、香港行政長官らの立場と言動の変化を紹介。ほかに記録映像を放映する映写室、関連図書や新聞が閲覧できる図書室、民主の女神像が置かれた記念撮影コーナー、関連書籍や記念品の販売コーナーもある。場所は尖沙咀柯士甸路3号富好中心5階、入館料10ドル、火曜休館、詳細はウェブサイト(http://www.64museum.org)を参照。【関連記事】