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ＣＰＩ伸び率、昨年１２月は３．１％
特区政府統計処が２０日に発表した２０１０年１２月の消費者物価指数（ＣＰＩ）伸び率は前年同月比３．１％で、１１月の２．９％より拡大した。減税措置など政府の景気刺激策を加味しないＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は同２．８％で、１１月の同２．６％から拡大。項目別では、前月に引き続き光熱費が同１３％と伸びが最も大きかった。次いで食品（外食含まず）の同６．４％、衣類が同３.４％、交通費が同３％、外食が同２．８％、その他商品が同２．８％、住宅が同２．５％、その他サービスが同１．９％それぞれ上昇した。一方、耐久品は同２．９％低下した。政府スポークスマンは「経済の急速な伸びに伴い、基本物価上昇率は２０１０年１２月にわずかに上昇した。２０１０年通年の基本物価上昇率は１.７％で、政府の通年予測と一致している。食品など輸入物価の上昇と経済の活性化によってインフレ圧力が高まり、今後数カ月でさらに物価は上昇する可能性がある」と述べている。
