特区政府統計処は８月２７日、２０１３年７月の貿易統計を発表した。７月の輸出総額は前年同月比１０．６％増の３０５４億ドル。前月の同０．２％減から大きく好転し、２カ月連続のマイナス成長から脱した。うち再輸出は同１０．９％増の３００６億ドル、地場輸出は同６．７％減の４８億ドル。輸入総額は同８．３％増の３４２６億ドル。貿易赤字は輸入総額の１０．８％に当たる３７２億ドルだった。アジア全体への輸出は同１２．０％増で、伸び幅が大きかったのはベトナムの同２３．７％増、シンガポールの同１５．５％増、中国本土の同１４．４％増、タイの同１２．１％増、フィリピンの同８．３％増。一方、日本は同８．５％減、韓国は同３．７％減となっている。アジア以外では英国が同１５．１％増、ドイツが同３．４％増、米国が同２．９％増だった。１～７月の累計では、輸出総額は前年同期比４．３％増、輸入総額は同４．７％増となっている。