中国本土市場は続落。上海総合指数は前日比0.58％（12.77ポイント）安の2206.78、深セン成分指数は同0.96％（85.56ポイント）安の8835.15で取引を終えた。前半は狭いレンジで推移したが、終盤に下げ幅をやや拡大させた。中国証券監督管理委員会（証監会）の肖鋼主席がきょう12日取引終了後に記者会見を開くとの報道を受け、一時停止されている新規株式公開（IPO）の再開に関連する内容が発表されるとの観測が広がった。また、一部上場企業の業績悪化も相場の重し。さらに、週明け15日に今年1-3月期の国内総生産（GDP）成長率など主要経済指標の発表を控え、様子見ムードも強い。（フィスコ提供）