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深セン市民の来港規制緩和、受け入れ能力懸念
深セン市の非戸籍住民に対しても9月1日から香港旅行の数次ビザが発給されることについて、香港では物価や関連施設などへの影響が懸念され反発も出ている。8月29日付香港各紙によると、梁振英・行政長官は28日、当局は入境者数を制限するほか、出入境の効率化、中国本土からの旅行者が比較的多く訪れる観光拠点の関連施設拡充などを行うと述べた。本土当局は1日当たりの出境枠などは設定しないが、香港の受け入れ能力と出入境者数などを見ながら認可するタイミングを決めることで調整するもようだ。一方、環保触覚と新民主同盟のメンバー十数人は同日、数次ビザ発給の撤回を訴え湾仔の入境事務大厦までデモ行進した。再開発で住宅を建設するはずの土地にホテルを建設することになるなどのデメリットを挙げ、入境者数を制限する具体策の説明を求めた。