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失業率3.2%、引き続き横ばい
特区政府統計処は8月16日、2012年5~7月の失業率(速報値)を3.2%と発表した。失業率は前月発表(4~6月)と変わらず。主に社会活動、不動産業で失業率が上昇した一方、宿泊サービス業、メンテナンス業、クリーニング、個人サービス業で失業率が低下した。不完全就業率は1.5%で前月発表の1.4%から上昇。主に小売業で不完全就業率が上昇した。就業者数は約4300人増えて367万5700人、労働人口は約7300人増えて380万4200人、失業者数は約3000人増えて12万8500人となった(いずれも速報値)。労工及福利局の張建宗(マシュー・チャン)局長は「ユーロ圏の債務危機で外部環境の景気下振れリスクは日増しに高まっており、香港経済の先行きは不確定性が増している。引き続き進展を注視していく」とコメントした。