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住宅金融、中小企業向け融資保証を開始
香港按掲証券（ホンコン・モーゲージコーポレーション）は１５日、中小企業向けの融資保証を２０１１年１月１日より行うことを取締役会で決定した。香港の非上場企業が銀行融資を受ける際、１企業・１グループにつき最高１２００万ドルの融資獲得を上限とし、融資獲得額の５０～７０％を最長５年間保証するプランで、年間費用は融資獲得額の０．５％以上とする。モーゲージコーポレーションは特区政府の外貨基金から全額出資して運営される住宅金融会社で、香港金融管理局（ＨＫＭＡ）の管轄下にある。同社の副主席を務める陳徳霖（ノーマン・チャン）ＨＫＭＡ総裁は「中小企業は香港経済の重要な礎であり、過去２年の経験から見て、中小企業が安定して銀行融資を受けられるよう支援することが、世界同時不況の津波による衝撃を緩和する大切な要素である」と述べている。また同日、曽俊華（ジョン・ツァン）財政長官は「香港には現在、中小企業が２８万社以上あり、１２０万人以上が働いている。香港経済にとって非常に重要」と同社の決定を歓迎した。
