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行政長官選挙、中連弁の干渉に抗議デモ
民主派団体の民間人権陣線は4月1日、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)による行政長官選挙への干渉に抗議するデモを行った。2日付香港各紙によると、デモ隊はセントラルから西環の中連弁前まで行進。参加者数は主催者発表で1万5000人、警察の推計ではピーク時に5300人だった。選挙干渉への抗議のほか、今後の行政長官選挙での立候補のハードル引き下げ、普通選挙実施前に香港基本法(ミニ憲法)23条に基づく立法を行わないこと、梁振英・次期行政長官の「辞任」を要求した。参加した社会民主連線(社民連)メンバーらは中連弁前で香港特区旗を燃やしたり、警備用の鉄さくを越えるなどで警官と衝突。警察側はコショウスプレーで対応した。同じ急進民主派の人民力量は参加しなかった。