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住宅ローン申請、１月は５％減
香港金融管理局（ＨＫＭＡ）は２月２４日、２０１２年１月の住宅ローン統計を発表した。１月に新たに実行された住宅ローンの融資総額は前月比３１．６％減の６１億ドル。１月に承認された住宅ローンの融資総額も同３．８％減の１００億ドル、うち新築物件は同７．６％増の３０億ドル、中古物件は同７．６％減の５７億ドルだった。住宅ローン申請は同４．９％減の５７４５件となっている。各行が香港銀行間金利（ＨＩＢＯＲ）連動型住宅ローンの金利を引き上げたため、１月に承認された住宅ローンはプライムレート連動型金利の割合が昨年１２月の８９．８％から９３．６％に拡大した。２５日付『香港経済日報』『信報』によると、住宅ローン申請は前年同月の約２万件に比べると７０％余りの減少で、１９９８年８月以降で最低となった。だが業界では、中古物件取引に回復が見られていることから、２、３月の申請件数は増加に転じるとみている。
