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ノミネート作品発表
第31回香港電影金像奬
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2月9日に行われたノミネート作品発表会(写真提供・香港電影金像奬協会)
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3Dアクション時代劇が最多ノミネート
香港映画界のアカデミー賞と称される「香港電影金像奬」の第31回ノミネート作品が8日、主催者より発表された。今年も主要タイトルである作品賞や監督賞をはじめ、計19部門から最優秀賞が選ばれることになっている。
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『龍門飛甲』(写真・Panasia Films Limited) |
今年は中国本土出身の女優、周迅(ジョウ・シュン)とハリウッドでも活躍する李連杰(ジェット・リー)が主演した『龍門飛甲』が作品賞、監督賞、主演女優賞など最多の13部門でノミネートされた。同作は中国語のアクション時代劇としては初の3D撮影も話題を呼んだ。
続いて多かったのが『譲子弾飛』で、作品賞、監督賞、主演男優賞など12部門。昨年ベネチア映画祭で女優賞を獲得するなど、海外で高い評価を受けた話題作『桃姐』(本紙12面に関連記事)は8部門。作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優奬など主要タイトルにノミネートされている。
本土初の快挙なるか、実力派そろう主演男優賞
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『盗聴風雲2』(写真・Panasia Films Limited)
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主演男優賞で注目を集めるのは、『桃姐』に主演した劉徳華(アンディー・ラウ)と『奪命金』『盗聴風雲2』の2作品でノミネートされた劉青雲(ラウ・チンワン)。また、『譲子弾飛』に主演した中国本土出身の人気俳優2人(姜文と葛優)による対決も見ものだ。本土出身の俳優は過去にも主演男優賞にノミネートされた例はあるが、まだ受賞したことはない。
金像奬授賞式は4月15日に香港文化中心(香港カルチュラルセンター)で開催される予定だ。