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ＨＫＴＢの観光客数予測、今年は５％増
香港政府観光局（ＨＫＴＢ）が今年の観光客数の予測を発表、上昇傾向は続くものの伸び率は鈍化する見込みだ。１２日付『香港経済日報』などによると、２０１１年の香港の観光客数は４１９２万人で伸び率は前年比１６％と史上最高を記録したが、今年は４４２３万人で伸び率は５．５％と控えめに予測。世界経済の先行きの不透明さが主な原因とみられるが、最近のホテル料金の高止まりも一因となっているようだ。田北俊（ジェームス・ティエン）ＨＫＴＢ主席は「ホテル不足が宿泊料金の上昇に拍車をかけ時価相場のような状態になっている」と指摘。また、今ホテル建設を始めてもホテル不足は当面続く、特区政府は対策を打つべきだと政府に要求した。一方でＭＩＣＥ（会議、研修旅行、展示会、イベントなどの総称）旅行者は増加を見込んでおり、前年比１１％増と大きな伸びが期待されている。
