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失業率3.3%、わずかに上昇に転じる
特区政府統計処は17日、8~10月の失業率(速報値)を3.3%と発表した。前月発表(7~9月)から0.1ポイント上昇。5~7月から続いていた低下傾向から再び悪化に転じた。主に建設業、貿易・卸売業、清掃業などで失業率が上昇した。ただし不完全就業率は1.6%で、前月発表から0.1ポイント低下した。就業者数は約2300人減って364万100人、労働人口は約4200人減って376万5200人、失業者数は約2000人減って12万5100人となった。労工及福利局の張建宗(マシュー・チャン)局長は「欧州の債務危機と米国の経済低迷で香港経済は引き続き影響を受け、企業の人材採用は慎重になるとみられる。警戒感を高め動向に留意している」と述べた。