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米国への投資移民、中国から約3000人が申請
ウォールストリート・ジャーナル紙は、米国の投資永住権ビザ「EB―5ビザ」を申請した中国人は2969人で、07年の10倍に膨らんだと報じた。投資事業に最低投資額50万米ドルで、最低10人の従業員の雇用が同ビザの条件だ。中国新聞社など中国の各メディアが伝えた。米国移民局によると、今年申請した中国人は2969人で、許可されたのはうち934人。同ビザ申請者の75%が中国人だった。同ビザの取得後、10人の正規雇用を5年維持すると、投資者と家族に公民権が与えられる。同紙によると、中国人申請者の急増は、中国経済の発展を背景に資産家が激増したため。中国銀行と胡潤百富(調査会社)がこのほど中国の富裕層1000人を対象に実施したアンケート調査では、46%が海外への移住を考慮していると回答。また、移住を申請中または移住申請が許可されたとの回答が14%あった。(東亜通信社提供http://toanews.com)