| バックナンバー
|
|
|
香港国際空港、９月の貨物取扱量６．１％減
香港空港管理局（ＨＫＡＡ）は２３日、香港国際空港の９月の利用統計を発表した。９月の航空貨物の取扱量は前年同月比６．１％減の３２万５０００トン、旅客数は同５．４％増の４３０万人だった。欧州の債務危機などによる需要減退が貨物取扱量に影響。輸出は同１０％減、輸入は同６％減で、特に欧州、北米、台湾との貿易貨物が２けたの減少となった。１～９月の累計では貨物取扱量は前年同期比３．９％減の２９０万トン、旅客数は同５．８％増の４０２０万人だった。２４日付『星島日報』で経済学者は「欧米などの香港の主要輸出市場の消費マインドが低下しており、現地の輸入商は在庫の積み上がりを避けるため輸入に慎重になっている」と述べている。
