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立法会選挙、投票率は58%で過去最高
第6期立法会議員選挙の投票が9月4日に行われ、5日に開票された。同日付香港各紙と香港電台(RTHK)ニュースなどによると、計70議席のうち親政府派が40議席(3議席減)、その他を含む民主派が30議席(3議席増)を獲得し、民主派は3分の1以上を確保した。政党別に見ると、親政府派の民主建港協進連盟(民建連)が12議席(1議席減)で引き続き第1党。民主派は工党が4議席から1議席へと大幅に減らしたほか、香港民主民生協進会(民協)と新民主同盟は議席ゼロとなった。地区別直接選挙枠(35議席)では約220万人が投票、投票率は約58%(速報値)に達し、ともに過去最高。獲得議席は民主派19議席(1議席増)、親政府派16議席(1議席減)。民主派のうち初参戦となった本土派(排他主義勢力)や「セントラル占拠行動」参加者らによる団体では、青年新政が2議席、熱血公民が1議席、香港衆志が1議席、小麗民主教室が1議席。主流民主派は民協の馮検基氏、工党の李卓人氏と何秀蘭氏らベテラン議員が落選。本土派の両巨頭である黄毓民氏と陳雲氏も落選した。職能別選挙枠(35議席)では区議会第2枠が民主派3議席、親政府派2議席で変わらず、そのほかは民主派8議席(2議席増)、親政府派22議席(2議席減)となった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15560