香港市民支援愛国民主運動連合会（支連会）は５月２３日、今年の天安門事件追悼活動の予定を発表した。２４日付香港各紙によると、２７周年を迎える今年のスローガンは「天安門事件の再評価、逮捕乱用の停止、専制政治の終結、民主を勝ち取る」。支連会の何俊仁・主席は６月４日に開催するキャンドル集会の参加者数を近年並みの１０万人と予測。すでに各学校にメンバーを派遣し動員を行っていることを明らかにした。先に香港専上学生連会（学連）が支連会から脱退し、今後は活動に参加しないと決定したことについて、何主席は「１９８９年の民主化運動は学生が始めたものであるため、学連が参加しないのは遺憾」「８９年の民主化運動支援は香港人が誇りを持つべき地場の運動だと思う」と述べた。一方、香港中文大学では６月４日夜に「香港の前途問題」に関するフォーラムを開催する予定で、すでに８大学の参加が決まっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14466