繊細な表現が光るバイオリン独奏 香港フィルの音楽監督・ズヴェーデンの新シーズンが始まりました。今年からニューヨークフィルとの掛け持ちになるので、これからさらに多忙であるにもかかわらず、意欲的なプログラムでますまず聴衆を
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オケージョンで 楽しむこの1曲
オケージョンで楽しむこの1曲 今回は眠りに入る前の音楽や食事時の音楽は何が良いでしょうか? という読者からの質問にお答えします。 メナヘム・プレスラーは94歳の現役のピアニストで今年初めてドビュッシーの音楽を中心にしたフ
もっと読む魅力的なプログラム 6月は香港フィルへ
魅力的なプログラム 6月は香港フィルへ 香港フィルの6月の定期演奏会は見逃せないコンサートばかりです。6月はズヴェーデンの月といえるほど、3種のプログラムで計6回指揮します。プログラムは彼がニューヨークフィルハーモニッ
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香港芸術節でバルト海の風に酔う 3月の香港芸術節(アート・フェスティバル)ではユニークで魅力的なコンサートが続きます。ロシア、デンマーク、エストニア、それぞれの国を代表するオーケストラが個性的な指揮者と一緒に魅力的なプ
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クラシック音楽を聴く人でもオペラはまだまだ敷居が高いと感じる人は多いようです。ちょっと太めの歌手が多くて(最近はスリムでイケメンも増えてきたが)、不自然とも思えるような声量で歌うことに違和感を感じる人もいます。何を隠そう
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村上春樹は人生という長い距離を泳ぎ切れるのは、折り返し地点があるからで、そしてその折り返し地点は35歳だと小説に書いていました。年齢を重ねてくると、少し立ち止まって過去を振り返って、今までの自分の行いを自己評価してみる
もっと読む香港に住むなら ぜひ演奏会へ
香港に住むならぜひ演奏会へ 今回は『香港ポスト』の創刊30周年の節目にちなみ、この連載をふり返ってみたいと思います。 実はこのコラムが始まったのは1990年代初め。毎回自分でお薦めのコンサートを選んでいるのですが、読者の
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いまやチェリストにとって「旧約聖書」といわれているバッハの無伴奏チェロソナタ全6曲は、1890年にカタルーニャ出身のある少年がバルセロナで偶然発見したバッハのチェロのための単なる練習曲の楽譜に興味を持って弾き始めなければ
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