香港国際空港に隣接する開発プロジェクト「航天城(スカイシティ)」2期が新世界発展に落札された。5月3日付香港各紙によると、デベロッパー4社によるプレゼンを経て同社に選定されたもので、現段階では総面積377万平方フィートと、中環のifcモール5個分の広さの大型商業施設になる予定だという。総工費は200億ドルが費やされ、飲食店やオフィス、小売店のほか、ARやVRなど先端技術を取り入れた娯楽施設も併設される。契約期間は48年間にもおよぶ長期賃貸となる見込みで、竣工は2023年だが段階的に開放され、完全オープンは2027年中を目指す。ちなみに同プロジェクトの1期はエアポートホテルなどを経営する富豪集団が落札している。同地区周辺はランタオ島開発の要で、港珠澳大橋の開通などによって成長が大きく見込まれている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180205_7019/