特区政府統計処は5月3日、2018年3月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比11.4%増の398億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同10.0%増。昨年と今年は旧正月の時期が異なるため1月と2月の統計は合わせて分析する必要があるが、1月と2月を合算した場合の小売業総売上高は前年同月比15.7%増に修正、小売業総販売量は同13.9%増に修正した。3月に売上高の増加が目立ったのは、宝飾品・時計・高級贈答品の同23.1%増デパート商品の同17.7%増、医薬品・化粧品の同16.5%増、履き物・衣料小物の同14.4%増、その他消費財の同14.1%増、衣類の同11.2%増、メガネの同11.2%増、書籍・文具・贈答品の同8.0%増、電器の同7.8%、燃料の同5.7%増、家具・固定装置の同4.0%増、中医薬の同6.8%増、食品・酒類・たばこの同4.0%増、スーパーマーケット商品の同2.0%増だった。一方、減少が目立ったのは、自動車・同部品の同13.5%減だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180406_8276/