公益財団法人イオン環境財団は4月28日、中華人民共和国において「中国北京市密雲植樹」を実施した。北京市北東部に位置する密雲区は、同市で重要な飲用水水源地であり、中国華北地域で最大の密雲ダムを有している。同財団は同ダムによる水資源を守り、ダム周辺の水源涵養機能の向上を目指し、2回目となる植樹を行った。本年は日中両国のボランティア800名とともに、地域に自生する樹種の苗木8000本を植える。同財団は、世界が直面する環境問題に取り組むとともに、日中のさらなる友好関係を促進するため、1993年より「日中環境国際シンポジウム」を開催している。設立25周年にあたる2015年には、北京市で4回目のシンポジウムを開催し、総括として2016年からの3年間、植樹活動を継続するとともに、環境教育を推進することを北京市人民政府と合意し、「イオン北京環境提議」を発表した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170825_3110/