新界西貢で５月１日、大蛇がハクビシンを襲っていると通報があり、蛇王（ヘビ捕獲専門業者）が大蛇を捕獲した。２日付香港各紙によると、同日午後１０時ごろ清水湾近くの村で、全長３メートルくらいの大蛇が体調１メートルくらいのハクビシンの体に巻きついて、２匹がもみあっているのを付近住民が発見した。警官が駆けつけたときにはすでにハクビシンは虫の息で、大蛇は頭から飲みこもうとしていたという。住民たちが周囲に集まって声や物音が大きくなったせいか、驚いた大蛇はいったんハクビシンを口から放して人間たちを威嚇。そこへ到着した蛇王が白い布袋を蛇の頭にかけて、あっという間に捕獲した。蛇料理レストランの経営者でもある蛇王の話では、捕まえた大蛇は体重は１０キロという大きなビルマニシキヘビで、推定年齢は４～５歳。保護動物であるためレストランで引き取ることはできず、政府漁農自然護理の手配でカドゥーリー農場で検査を受けた後、野生に返されることになるそうだ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=13701
