主要道路に監視カメラ増設、約2億ドル投資【香港―経済】

交通渋滞の改善を目的に、政府は2億3800万ドルの公費を投じるという。4月25日付香港各紙によると、520の監視カメラを増設して、主要幹線と一般道路の交通状況を掌握し、交通量や事故の処理効率を引き上げる計画だ。また道路の重要な分岐点に走行時間の表示システムを11カ所、走行速度表示システムを1カ所設置し、規則的でスムーズな走行を促す。すでに昨年第1段階として550の監視カメラが導入されており、今回はその第2段階となる。この提案が立法会で通過すれば、2020年までにシステムが完了する見込みだ。運輸署の話では、監視カメラは3種ある。1つは車両の走行速度と交通量を測定するとともに、事故の有無を監察するもの、2つ目は車のナンバーを識別するもの。3つ目はブルートゥースを使った観測器で、車内のブルートゥース装置を通じて路面の走行速度と走行時間を割り出すものだ。こうした交通データを収集した後、個人情報を取り除いてから同署ウェブサイトで交通量、渋滞状況などに関する情報が公開されることになるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=11128

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