中連弁主任、5年ぶり立法会の昼食会に出席【香港―政治】

中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の王志民・主任は4月23日、梁君彦・議長の招きに応じ立法会の昼食会に出席した。24日付香港各紙によると、昼食会に出席した立法会議員は51人で、民主派議員10人が含まれる。王主任は5年前に行われた昼食会にも副主任として張暁明・前主任とともに出席していた。王主任は『●小平論香港問題』とともに憲法と基本法を併せた冊子を議員らに配付し、中央が憲法を重視していることを示した。王主任は昼食会の後で記者会見を行い、「一党独裁の終結を主張すると立法会選挙に出馬できないか」との問いに対し「一党独裁という言い方は偽命題。憲法では一党独裁には言及しておらず、国家が実施しているのは中国共産党の指導による多党協力と政治協商制度である」と強調。香港で一部の者がこのような偽命題を唱えるのは中国本土の社会主義制度を変えようと試みているのかと疑問を呈し、「この体制に参加しようとしながらも体制をひっくり返すことは参政の政治倫理にかなってない」と指摘した。【●=登におおざと】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180424_9452/

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