香港海関(税関)が4月22日、偽物スマートフォンの大規模摘発を行った。23日付香港各紙によると、今回の摘発は一般市民からの通報などから得られた情報を元に洗い出されたもの。数カ月前から特定の店舗で販売されているバッテリーが1回の充電で壊れたり、新品であるにもかかわらず100%充電ができないなどの苦情が寄せられ発覚したという。捜査の結果、旺角の先達広場をはじめ、深水●や銅鑼湾などの店舗や倉庫計12カ所でスマホやその周辺機器などの偽物3000点以上(約150万ドル相当)が見つかり、店舗の店員や経営者のほか、各店舗に商品をおろしていた男女2人を含む19人が逮捕された。押収された偽物には、アップルのアイフォーンやサムスンのギャラクシーのスマホ本体や筐体、バッテリーが多く、ほかにも小米やソニーのアクセサリーなども発見されている。【●=土へんに歩】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180410_8348/