林鄭月娥・次期行政長官による閣僚人選の初歩段階リストが明らかになった。5月24日付香港各紙によると、主要高官となる3長官13局長のうち、政務長官、財政長官、司法長官の3人はすべて留任するほか、局長は3人が留任、ほかは2人を外部から起用する以外は副局長からの昇進か政府内での転任となる。まだ正式に中央政府には推薦しておらず、外国居住権を保有しているかどうかなど、まず特区政府での審査手続きを要する。退官して法曹界に戻る予定だった袁国強・司法長官は、広州―香港間高速鉄道の出入境審査問題を処理するため少なくとも1年間の留任を承諾した。外部人材では民主党メンバーの羅致光氏を労工及福利局局長に、前立法会議員(建築・測量・都市計画界選出)の謝偉銓氏を発展局局長に起用する。最も面倒な課題を抱えているといわれる運輸及房屋局の局長には機電工程署の陳帆・署長を抜てき。エスカレーター事故やロープウエー事故など多数の問題を処理した経験を持つため特進となる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17351