コンサルティング会社JLアドバイザーは5月15日にベースアセットマネジメントのリポートを配信した。今後、同社の中期的強気見通しは終わりに近づき、HSIは、短期的に25,000ポイントの水準でピークを付けるとみる。近い将来、HSIはダウンサイドリスクに向かうと予想している。中期的には(3~4か月)、中国政府が金融セクターに対する監督を強化し、オフバランスシートを整理することで銀行に圧力をかけるため、HSIは、23,500~25,000ポイントの水準まで下落する可能性があると考える。これは、中国と香港市場の動きを低下させるだけでなく、中国や世界的なシステミック・リスク・レベルに影響を与える可能性があると同社は考える。6月中旬に中国A株がMSCIに組み入れの発表をしても、短期的にリバウンドするのみで、その影響は著しいものではない。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17301