立法会、議員資格喪失4人の報酬返納を放棄【香港―政治】

立法会行政管理委員会は4月18日、就任宣誓をめぐる問題で議員資格を喪失した4人に求めていた議員報酬などの返納を放棄することを決めた。19日付香港各紙によると、返納要求額は劉小麗氏(無所属)が約313万ドル、姚松炎氏(建築・測量・都市計画・緑地設計業界選出)が約312万ドル、羅冠聡氏(香港衆志)が約274万ドル、梁国雄氏(社会民主連線)が約275万ドルで、計1174万ドルだが、4人は一貫して返納を拒否していた。行政管理委は4人に対し昨年7月14日以降の事務所運営経費の仮払金である計101万ドル(各人19万~31万ドル)や備品・設備の返納を求めるだけで済ませると決定。梁君彦・議長は追徴訴訟の費用は8けたに上る見込みであるため、「これは善意ではなく現実的な対処」と説明。4人がなおも拒否すれば法的手段で議員報酬とともに全額返納を要求する構えだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171129_5524/

 

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