強盗撃退、3百万ドル分のアイフォーン守る【香港―社会】

500台のアイフォーン7(300万ドル相当)を運搬中に強盗が現れ、運送会社の職員が一時拘束されたものの、職員が反撃に転じ強盗を追い払う事件が起きた。5月7日付香港各紙によると、事件が起きたのは6日未明、粉嶺の工業ビルのエレベーター前。アイフォーンの包みを運ぶ職員3人がエレベーターを待っている時に、ナイフを持った男が3人現れて包みを渡すよう要求してきたという。強盗は職員を拘束した後、アイフォーンを奪って立ちさろうとした矢先に職員の1人が自力で拘束を解除。すぐさまほかの職員の拘束も解き、周囲にあった器具などで反撃、強盗を追い払ったという。結局アイフォーンは1台も奪われず、被害は職員1人が左手に軽傷を負うにとどまった。警察では犯人の行方を追っており、駐車場の監視カメラの映像の分析を進めている。強盗のうち1人は普通話を、もう1人は広東語を話すことが確認されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17233

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