メーデー連休(4月29日~5月1日)の住宅市場では昨年の同連休に比べ新築物件の取引が大幅に減少した。5月2日付香港各紙によると、3連休日の新築物件の取引は約80件で、前年同期の約230件から65.2%減。特に注目を浴びた新築物件の売り出しがなかったことによる。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は23件、週末だけでは19件で前週末に比べ9件増えた。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は21件、週末だけでは16件で前週末に比べ10件増えた。4月28日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は154.57(前週比1.18%上昇)で、12週連続の上昇。10週連続で過去最高を更新した。梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約46.6%高い。指数は4月17~23日に正式契約された取引に基づくが、主に4月3~9日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17333