3月の観光統計、来港者数は8.8%増【香港―経済】

香港政府観光局(HKTB)が4月28日に発表した観光統計 によると、2017年3月の来港者数は前年同月比8.8%増の延べ458万6136人だった。うち中国本土からの旅行者は同10.4%増の延べ333万769人。伸びが最も大きかったのは日本からの旅行者で、同28.5%増の延べ13万1082人だった。本土以外の国・地域では短距離市場は同11.5%増加したものの、長距離市場が同2.4%減、新市場は同16.4%減といずれも減少した。一方、今年第1四半期(1~3月)の来港者数は前年同月比3.7%増の延べ1424万2779人、うち中国本土からの旅行者は同10.4%増の延べ1082万3002人に達し、セントラル占拠運動の影響で減っていた来港者数は回復に向かっているが、4月以降になるとオフシーズンがやって来る。香港で開かれる見本市の数が減るほか、本土が入試シーズンに入ることから、今年第2四半期の来港者数は減る見込みという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16932

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