九龍のリッツカールトン香港で1月14日に妻子を殺害した韓国人の会社経営者、キム・ミンホ被告(43)が留置場内で自殺したことがわかった。4月17日付香港各紙によると、キム被告の自殺が確認されたのは16日の午前7時過ぎの茘枝角留置場の独居房。死因は破ったベッドシーツを首に巻きつけたためだが、「疲れた。この状況が受け入れられない」などといった英語の文面の遺書が確認されているため自殺とみられている。事件前日の午後10時の消灯後にも15~20間隔で刑務官の監視はなされていたものの、ベッドで寝ている形で死亡していたため発見が遅れたようだ。過去3週間内では変わった様子は一切無く、刑務官とも英語で会話するほど落ち着いたようにみえたという。キム被告は裁判が進行中で、3月27日に3回目の陳述が行われ、5月23日に次回開廷が予定されていた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180117_6452/