イースター連休(4月14~17日)の住宅市場では新築物件の取引が昨年のイースター連休に比べ減少した。18日付香港各紙によると、4日間の新築物件の取引は約122件で、前年同期の約160件から24%減。前々年同期(5連休)の約830件に比べると85%もの減少。新たな抑制策の影響でイースター連休としては過去4年で最低となった。ただし週末だけでは約62件で、前週末の約63件とほぼ同じだった。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は4連休が24件、週末だけでは16件で、前週末に比べ6.7%増。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は4連休が25件、週末だけでは16件で、前週末に比べ5.9%減となった。4月13日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は152.57(前週比0.26%上昇)で、10週連続の上昇。8週連続で過去最高を更新した。梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約44.7%高い。指数は4月3~9日に正式契約された取引に基づくが、主に3月20~26日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17245