中央高官「一党独裁の問題は存在しない」【香港―政治】

弁護士団体の香港律師会の代表15人は4月9~11日、北京に赴き国務院国務院香港マカオ弁公室や基本法委員会を訪問した。11日付香港各紙によると、香港律師会の蘇紹総・会長は香港マカオ弁公室の黄柳権・副主任との会談でセントラル占拠行動の戴耀廷・発起人(香港大学副教授)による「香港独立」発言をめぐる騒動に触れたことを明らかにした。黄副主任は「中央政府は各種の意見に対して開放的な態度を持っている。ただし香港は言論の自由があるものの絶対的な権利ではない。香港の法律と基本法の下で制限があり、その一線がどこにあるのかは香港の法律に基づき定められる」と述べたという。また蘇会長が黄副主任と基本法委員会の沈春耀・主任に「一党独裁の終結」を叫ぶのは違憲になるかどうかについて尋ねたところ、2人とも「中国の憲法は一党独裁に言及しておらず、中国共産党の指導する多党協力と言うべき」と説明し、このため一党独裁の問題は存在しないとの見解を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180410_8360/

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