サッカー「傑志」の元選手がコカイン販売【香港―社会】

かつて香港のプロサッカーチーム「傑志」のユースチームで活躍した元選手がコカイン販売で逮捕され、懲役14年が言い渡された。4月10日付香港各紙によると、被告の向進豪(21歳)は昨年5月に自宅近くでバックパックの中にコカイン約820グラム(末端価格97万ドル相当)を所持しているところを逮捕された。その後、自宅からは4.77グラムのコカインと包装用の袋などが見つかり、コカインの販売および使用容疑で起訴されていた。裁判で被告は起訴内容を認めており、2つの罪状で懲役21年が求刑されていたが、初犯であることを考慮し懲役14年が言い渡された。被告は2014年に行われたフットサル大会で傑志のユースプレーヤーとして出場し、MVPを獲得するなど活躍。しかし、サッカーくじにはまって6万ドルの借金を背負っており、逮捕時は月給5200ドルで保安員のアルバイトをしていたという。ネットカフェで知り合った男から、2万ドルの報酬でコカイン販売を請け負ったと話している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14527

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