香港新聞博物館が年末にオープン予定【香港―社会】

セントラルのブリッジズ・ストリートに位置する旧街市(公設マーケット)が、香港新聞博物館に生まれ変わる。4月8日付『星島日報』などによると、これは政府による再開発プロジェクトの一環。3級歴史建築に指定されている同建物は、日本統治時代に破壊された旧マーケットに代わるものとして、人口増加によるマーケットの需要性から1953年に建てられたマーケットだ。同地に今年12月にオープンする見込みの香港新聞博物館は、香港初のニュースをテーマにした博物館。開港以来の香港の報道の歴史と社会に与えた影響などをインタラクティブやマルチメディアを多用して解説・展示する。鶏肉販売店だったブースは元の建物の構造を生かして鳥インフルエンザに関する報道資料を展示し、豚肉販売店だったブースでは博物館の記念品を販売するというアイデアは公設マーケット跡地ならでは。オープン後は、予約は必要だが無料で参観できるという。4月20日までは「オープン時にどんなニュースが一番見たいか」という市民による投票を受け付けており、トップ10にランキングしたニュースは開幕時に展示されることになっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=9678

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