特区政府統計処は4月3日、2018年2月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比29.8%増の452億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同28.2%増。18年1月の小売業総売上高は同4.2%増、小売業総販売量は同2.3%増に修正した。昨年と今年は旧正月の時期が異なるため1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1月と2月を合算した場合の小売業総売上高は前年同月比15.7%増、小売業総販売量は同13.9%増。2月に売上高の増加が目立ったのは、電器とその他耐久消費財の同27.9%増、その他消費財の同22.3%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同21.0%増、自動車・同部品の同19.9%増、衣類の同19.5%増、履き物・衣料小物の同18.2%増、医薬品・化粧品の同17.4%増、デパート商品の同10.9%増、家具・固定装置の同9.3%増、中医薬の同7.6%増、食品・酒類・たばこの同5.4%増、燃料の同4.5%増、メガネの同2.1%増、スーパーマーケット商品の同1.0%増だった。一方、減少が目立ったのは、書籍・文具・贈答品の同1.3%減だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180305_7539/