香港天文台は3月23日、2017年の天気を総括するとともに、18年の台風と降水量に関する長期予報を発表した。24日付香港各紙によると、今年は1個目の台風の襲来は6月の見込み。しかし台風シーズンは早ければ4月に始まり、11月まで長引く可能性もあるという。香港に上陸する可能性がある、あるいは500キロメートルの暴風圏に接近する台風の数は平年並みかやや多めで、5~8個と予測している。通年の雨量は1900~2500ミリメートルの見込み。雨量は平年並みかやや少なめだが、気温は高くなることが予測される。一方、天文台は昨年(17年)の天気について、1年を通じて気温が高めで多くの項目で記録を更新したと振り返った。過去最高を記録した主な項目は以下の通り。(1)1月の平均気温(2)1月の平均最低気温(3)7月の平均気温(4)8月22日の絶対最高気温(5)9月の平均気温(6)9月の平均最低気温(7)冬季(16年12月から17年2月)の平均気温(8)熱帯夜の多さ(41日)――。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17136