ATM機に入金中の男性が、金づちを持った女に襲われる事件がおきた。3月25日付香港各紙によると、事件が起きたのは23日午後10時30分ごろの、旺角の彌敦道沿いにある東亜銀行のATM機前。カメラ店店主の謝さん(57)が当日の売上金約9万ドルを入金している最中に、突然、後方から殴られたような衝撃を感じ、振り向くと黒いキャップとマスクで顔を隠した女がいたという。目が合うやいなや女は手にしていた金づちをその場に捨て、逃走。謝さんは後頭部から大量に出血したが、すぐさま病院に運ばれ手当てを受けたため幸い命に別状はなく、「犯人が男だったら死んでいた」と恐怖を語っている。また現金も襲われた時点ですでに入金されていたため金銭面での被害はなかったようだ。警察ではATM機の防犯カメラに写った画像の分析を進めており、傷害事件として女の行方を追っている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180302_7505/