1月にセントラルで交通事故を起こした香港の男性歌手、梁漢文(エドモンド・リョン)の裁判が3月23日に開かれ、被告は全面的に罪状を認めた。24日付香港各紙によると、被告は1月23日午前2時ごろ、花園道で自家用車を運転中にコントロールを失い、ガードレールに衝突。事故後の呼気測定で基準値の3.5倍のアルコール分が検出されたため、不注意運転および飲酒運転の容疑で起訴された。被告は容疑を認めているが、弁護団は、被告は事故当日の晩に飲酒した後、自分の車をホテルの駐車場に置いてタクシーで帰宅したものの、翌朝に父親を病院に連れていく用事があることを思いだして仕方なく深夜にホテルまで車を取りに行き、その帰りに事故を起こしたと説明。事故による負傷者はおらず、破損したガードレールを賠償する意思を政府当局に伝えたほか、新聞にお詫び公告を出したことなどを挙げ、減刑を求めた。被告は事故の後に出演していたコマーシャルが解約になるなど一定の制裁も受けていると主張し、社会奉仕令の判決を求めている。4月6日に判決が言い渡されることになっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=9726