補選で当選した鄭泳舜氏への訴訟申請が却下【香港―政治】

高等法院(高等裁判所)は3月19日、立法会補欠選挙で当選した鄭泳舜氏の議員資格無効を求める訴訟申請を却下した。20日付香港各紙によると、訴訟申請は政府を相手取って度々訴訟を起こし「長洲覆核王」の異名を取る長洲島住民の郭卓堅氏が13日に提出したもの。鄭氏の所属する民主建港協進連盟(民建連)が主張する「民主建港」は国家分裂と「香港独立」を推進しているとして鄭氏の資格無効を求めた。高裁はこの訴えに対し「民建連が香港独立を提唱していることを示す証拠や基礎はなく、『民主建港』は民主制度を通じて香港を建設するという意味であり、字面だけ取り上げて香港独立と同じとみるべきではない」として受理を拒否。また郭氏は九龍西選挙区の住民ではないため鄭氏の資格無効を求める訴訟を申請することに疑問を呈した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180315_7835/

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