モデルをしていた15歳の少女を殺害した男の裁判が3月16日に開かれ、無期懲役の判決が言い渡された。3月17日付香港各紙によると、被告(35歳)は既婚者で、2014年12月に当時15歳だった少女を500ドルで雇って被写体として撮影しようとしたが、衣装への着替えを少女が拒んだことから暴力をふるったという。ケチャップのびんで殴り、ナイロンのひもで首や手足をしばりつけるなど虐待の末に窒息させて殺害。死亡する前に強姦したのみならず、2度も死姦したあげく遺体をゴミ捨て場に遺棄するという残忍な犯行だった。先の陪審員による裁判で被告を有罪が確定しており、同日の量刑が決まる裁判で無期懲役が言い渡された。裁判官は今回の事件の被害者と加害者がSNSで知り合ったことに触れ、SNS運営側がサイバー犯罪の防止や通報、青少年保護に対する十分な対策を講じていないと批判。現行の法令でもSNSを監督管理できないと指摘し注意をうながした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180108_6246/