民建連の譚耀宗氏、全人代常務委員に就任【香港―政治】

第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は3月18日、常務委員159人を選出し、香港代表からは民主建港協進連盟(民建連)の譚耀宗・前主席が当選。范徐麗泰(リタ・ファン)氏から常務委員を引き継いだ。19日付香港各紙によると、譚氏は有効票2955票のうち2941票を獲得。反対票9票、棄権票は5票で得票率99%だった。記者会見では「今後も粤港澳大湾区の建設を注視・推進し、特に香港市民の中国本土での生活の便利措置を推進する」と述べたほか、政治体制改革については全人代常務委の2014年8月31日の決定が枠組みであり、基本法にかない、行政長官の普通選挙を早期に実現させる決定だとして「社会と立法会が合意を形成し8月31日の決定を支持するならば政治体制改革をやり直せるが、さもなくば実現は難しい」と述べた。また現在、一部の香港市民は1国2制度と基本法に対して間違った理解があり、これは教育制度と関係あると指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171221_6061/

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