恒生銀行は3月15日、リポート『香港経済月報』で2018年の香港経済の見通しを発表した。16日付香港各紙によると、リポートでは香港の域内総生産(GDP)伸び率予測を昨年12月に発表した2.8%から3.3%に上方修正。目下、企業投資が増加し、観光業の実績が良好であることを考慮したという。昨年12月のリポートでは個人消費が今年も勢いを維持すると予想したが、これを減速する可能性があるとの見方に変え、その影響でGDP伸び率も鈍化すると指摘した。また米ドルと香港ドルの金利差拡大から今後数カ月は1米ドル7.85ドルまで香港ドル安が進むとみている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180301_7489/