区諾軒氏「燃やしたのは基本法のコピー」【香港―政治】

立法会補欠選挙で当選した区諾軒氏の資格無効などを求める訴訟申請が3月13日、高等法院(高等裁判所)に提出された。14日付香港各紙によると、申請したのは香港島選挙区の有権者である黄大海氏で、元立法会議員の王国興氏らとともに裁判所を訪れた。申請内容は選挙主任の立候補届け出承認の撤回と、区氏が立法会議事堂に入ることや議員となったことを官報に掲載するのを禁じるよう求めている。黄氏はタクシー運転手団体「的士司機従業員総会」の秘書長を務め、同団体は「セントラル占拠行動」の際に裁判所臨時禁止令を申請して旺角の占拠を収束させたことで知られる。一方、区氏は商業電台の番組に出演し、デモの際に燃やしたのは「基本法の表紙の拡大コピーに過ぎない」として、基本法を擁護しないわけではないと釈明した。また「長洲覆核王」の郭卓堅氏は13日、民主建港協進連盟(民建連)の主張する「民主建港」は国家分裂と「香港独立」を推進するものとして補選で当選した鄭泳舜氏の議員資格無効を求める訴訟を申請した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180314_7808/

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