林鄭月娥・行政長官は3月7日、李克強・首相が第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第1回会議の開幕日に発表した政府活動報告で、粤港澳大湾区の開発計画が間もなく発表されると言及されたことに期待を示した。8日付香港各紙によると、政府活動報告では香港・マカオに関する部分で「香港が国家発展の大局に融合するのを支持する」と述べたほか、地域経済の部分では粤港澳大湾区の開発計画を年内に発表することが盛り込まれた。特区政府は昨年7月に粤港澳大湾区の建設推進に関する枠組み協定に調印した後、開発計画を策定し中央の承認を待っていたため、全人代に出席した林鄭長官は「首相の口から間もなく発表と聞いて小躍りした」と述べた。北京滞在中には広東省トップと会談したほか、計画発表後に行うプロモーション活動を広東省とともに準備していることを明らかにした。林鄭長官は閉幕日に再び全人代に出席する。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180308_7648/