3月11日に行われる立法会補欠選挙に向けて3日には民主派と親政府派がそれぞれ決起集会を開催した。4~5日付香港各紙によると、親政府派は●家彪氏、鄭泳舜氏、陳家珮氏のための決起集会を添馬公園で開催し、主催者発表で5000人、警察の推計ではピーク時に4500人が参加した。候補者らは非親政府派の挑発による社会の亀裂や議事妨害、セントラル占拠行動、「香港独立」鼓吹への反対を訴えた。一方、民主派は区諾軒氏の決起集会をエディンバラ広場で開催し、主催者発表で500人、警察の推計ではピーク時に550人が参加。香港衆志の2人が議員資格と立候補資格を喪失したことを批判するための投票を呼び掛けた。だが選挙ムードが盛り上がりを欠いているため、両陣営とも投票率の低さによる影響を懸念。区氏は2016年の香港島選挙区での得票率で民主派と親政府派の差はわずか3%、中間派と本土派が合わせて10%余りだったことを挙げ「中間票の行方が鍵を握る」との見方を示した。【●=登におおざと】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180205_7030/