銅鑼湾書店店主「スウェーデンの駒にされた」【香港―政治】

中国政治書籍の専門書店「銅鑼湾書店」の店主だった桂民海(桂敏海)氏は2月9日、浙江省寧波市の拘置所で中国本土、香港、台湾のメディアの取材を受けた。10~11日付香港各紙によると、桂氏は1月、スウェーデン側の提案で病気の診察を理由に北京のスウェーデン大使館に行き、機をみてスウェーデンに逃亡する計画だったが、上海から北京へ向かう列車内で寧波公安局に逮捕された。桂氏はスウェーデン側から北京到着後の手はずは聞いておらず、また公安には桂氏が国家機密情報の資料を外国に提供しようとしているとの情報がもたらされていた。桂氏は昨年釈放されてから寧波に居住。交通事故の刑期は満了したものの、国家新聞出版部門の許可を得ていない書籍を販売した違法経営活動については捜査中であるため、出国は認められていなかった。だがスウェーデン側が絶えず桂氏に接触し出国支援を持ち掛け誘惑されたことを明らかにし「スウェーデン人がこういうことをするのは政治目的で、ある政治家が今年の選挙のために必要だった。すでにスウェーデン側に操られた駒になっていた」と述べ、スウェーデン側が自分を利用し続けることは望まずスウェーデン籍も放棄する考えを示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171026_4635/

 

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