占拠行動の学生リーダー、禁固刑判決覆る【香港―政治】

終審法院(最高裁判所)は2月6日、高等法院(高等裁判所)上訴庭が昨年8月に下した「セントラル占拠行動」学生リーダー3人の量刑見直しに対する上訴で裁定を下した。7日付香港各紙によると、終審法院は一審判決の社会奉仕令と執行猶予を有効とみなしたため、3人は服役を免れることとなった。裁判官は「上訴庭の違法集結に関する新たな判決ガイドラインを全面的に支持し、本件の暴力レベルが低いとしても抑止のため即時収監の判決を下すべきで、いわゆる市民的不服従は情状酌量の重要な要素にはならない」と強調。ただし上訴庭の新たなガイドラインに遡及性はないため、一審の裁判官が判決を下した際に間違いはなかったと説明した。今後、同類の案件では即時収監となることを示唆し、デモ参加者らは心の準備をしておくよう促した。被告の1人である黄之鋒氏は今回の判決を「厳しい判決をオブラートに包んだだけで、勝利とはいえない」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170825_3116/

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