香港映画界のアカデミー賞と称される「香港電影金像奬」の第37回ノミネート作品が2月6日、主催者より発表された。今年も主要タイトルである作品賞や監督賞をはじめ、計19部門から最優秀賞が選ばれることになっている。今年最も多くの部門でノミネートされたのは、許鞍華(アン・ホイ)監督の『明月幾時有』。作品賞、監督賞、主演男優賞など11部門でノミネートされた。次にノミネートが多かったのが、張艾嘉(シルビア・チャン)監督・主演の『相愛相親』と古天楽(ルイス・クー)主演の『殺破狼―貪狼』の9部門となっている。一方、日本の俳優・倉田保昭が『空手道』と『蕩寇風雲(邦題:ゴッド・オブ・ウォー)』の2作品で助演男優賞にノミネートされ注目を集めている。金像奬授賞式は4月15日に香港文化中心(香港カルチュラルセンター)で開催される予定だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180123_6660/